住まいのQ&Afaq

「契約不適合責任」ってなに?
2022-11-21

「契約不適合責任」とは、取引し、引渡された不動産の種類、質が契約内容に適合しない場合に、売主に修補を求める。また、損害賠償を求める。又はその両方を求める内容を指しています。
以前は、「瑕疵担保責任」と言って、建物であれば、雨漏り、シロアリの害、主要構造部の木部の腐食、給排水設備の隠れた不具合など、土地については、地中埋設物などについての売主の責任を問うものでしたが、その内容も包括した形で新たに定められたものになります。
売主が個人の場合は、建物の築年数に拘わらず、この責任負担を免責にすることが認められています。但し、売主が宅地建物取引業者の場合は新築の場合は、10年、中古の場合でも2年は責任負担があります。不動産の購入をされる場合は、事前にその内容を確認頂いた方が良いかと思います。

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