住まいのQ&Afaq

借地権とは何ですか?
2025-01-21

借地権とは建物を建てるために地代を払って地主から土地を借りる権利の事です。所有権に比べ買値が安くなり、土地の固定遺産税がかからない、対価を払い続けることで長期間土地を利用できるメリットがあります。反面、地代がかかる、建物の建て替え、売却時に地主の承諾(承諾料)が必要、契約の更新時に更新料がかかるデメリットもあります。
一般的には旧借地法(平成4年7月31日まで)が多く木造の場合20年更新が普通です。借地人の権利が強く地主は正当な事由が無ければ土地を取りもどせません。
新法(借地借家法平成4年8月1日以降)の大きく変わったところは定期借地権(旧法に近い普通借地権もある)が増えたことです。一般定期借地権は50年以上契約更新の無い借地権です。
逗子鎌倉はお寺が多く、地主がお寺の借地(旧法)が多く有ります。鎌倉の駅の近くはかなり価格が高いのでなかなか予算内の家がありませんが、借地ですと安く購入することが出来ます。ただし、所有権に比べ住宅ローンを利用する場合の条件がきびしく、現金が多くないと住宅ローンを使っての購入は出来ないことが多いようです。
定年後の方が都内の家を売却し、終の棲家として鎌倉の家を現金で購入する場合はお勧めできると思います。ぜひ相談してくださいね!!

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