不動産の個人間売買ができるかどうか。結論からいいますと、可能です。
では、どのようなメリット、デメリットがあるでしょうか。
メリット: ・仲介会社が介在しないので、仲介手数料がかからない。
・直接相手との交渉ができるので、本音を聞きやすい。
デメリット:・契約書類等を自分で用意しないといけない。
(法律的に不備がないかのチェック要)
・売主の場合は、媒体を使用した広告活動ができない。
(不特定多数の人に反復継続して告知する広告活動は法律に抵触)
独自に相手を探す必要があり。取引するまでに時間がかかる可能性
がある。
・買主が住宅ローンを使う場合、個人間売買の場合、原則取扱いを
する金融機関がない。
・トラブルになった場合、間に入り仲裁してくれる人がいないので、
深刻化する恐れあり。
要約しますと、コストをかけてなるべく安心安全な取引を望むか、コストを削り、
リスクを取るか、といったイメージでしょうか。双方のメリット、デメリットを
鑑みて、お取引をお進め頂けますと幸いです。