木造の住宅の中で、古来から「在来工法」という建て方で建築されるものがあります。土台、柱、梁、筋交いなどで構成され建築されるものですが、その中に「通し柱」があります。今までは当然に施工時に使われ、土台から二階まで正に通しで使用されていますが、今は「通し柱」のない住宅も増えています。強度的に大丈夫かと心配になりますが、今は金物の補強等で十分に耐震性が確保され、必ずしも使用しなくても問題がないようです。時代と共に、住宅の概念、仕様もどんどん変わって行きます。常に情報、知識もアップデートしいかないといけませんね。